theway

2023年10月~ケニアで青年海外協力隊員として活動しています。

2024/01/17 85日目

棚にスペースを見つけてはちまちま補充。物によって使用期限ごとに前後を入れ替えてみたり、ひっそりと作業。

ちょうど良いサイズ感の段ボールを見つけたので、5S作業時のお道具箱として使うことにした。今のところテープとハサミくらいしか入れるものないけど、少しずつ道具や材料を集めていきたいと思う。

 

日中に、聾唖らしき人が職場に入ってきた。紙にお金を寄付してほしいことと、寄付が必要な理由を書いて職場で見せて回り、同僚たちは小銭をあげたり、断ったりしていた。みんな自然に見えたので、こういうことはよくあることなんだと思うけど、同僚に20シルとかでもいいから払ってあげな~と言われても、私にはお金をあげることができなかった。また、同僚から昼食や夕食をおごって、と冗談交じりに言われる時も、快諾しておごってあげることはできていない。同僚同士のやり取りを見ていると、買ったお菓子を分け与えたり、ご飯を買ってあげたりするのは日常の出来事みたいだが、どうしてもその一言がひっかかり、苦笑することしかできないでいる。

 

自分の中で、人の役に立ちたいと思っているはずだけど、「お金を出す」ということには抵抗がある。私は現地の人から助けてもらわないと生活できないはずなのに、現地の人が求める助けには応えられないのだろうか。寄付と何が違うんだろうか。

これからの生活の中で、いろいろ考えてみたいと思う。